みなさんこんにちわー!たけおりです!
コロナウイルスの影響で日本全国で学校の休校、体育館の休館が相次いでいますね。
私が住んでいる山口県でもついに感染した方が出て、いつも使っていた体育館も県から3月末まで休館にするようにとお達しがあったそうです。
しかし、体育館の職員さんと仲良くなっていたので(週4日~5日使えばね・・・)、まだ開いている体育館の情報をいただき
そちらで練習は出来る事になりました。
早くコロナが落ち着いて欲しいですね・・・・。
では本題ですが、自分の中でバドミントンが上達する一番の要因って
だと思っています。ジュニアでも良く言っているのですが、そのことについて色々と説明できたらと思います!
ただやるのではなく、どんな意味があるのかを意識する
どんな練習にも意味はある。
ただ言われたメニューをこなすのではなく、このメニューにはどんな意味があるのか考えてみよう。
もちろん、メニューを考えている指導者に聞くのもいいと思います。
「言われたことだけしてればいい!」なんて言う指導者がいたらそれは指導者失格。
自分は、やる前に少しだけ説明(全部はしません)して、残りは自分で考えさせるようにしてます。
それでも分からないなら、ヒントを出しながら少しずつ考える事を意識させるようにしてます。
素振りにしてもそう、シャトルをイメージした素振りと、何も考えずにする素振りでは練習濃度は違います。
どんなことも考えれるようになれば、1回の練習がとても有意義になる。
メニューは自分達で決める。何がしたい?
最近のジュニアでのメニュー決めは、子供達自身にさせています。
全てを決めさせるのではなく、個人のノック練習のときにまず個別に何がやりたいのか、なぜやりたいのかを聞きます。
即答できる子もいれば、悩む子もいます。
悩む子には、ヒント(今の自分の課題は?など)を聞きながらその子のやりたいことをやるようにしています。
メニューを決めたら、どんな羽だしをして欲しいのかも聞きます。
例えば、クリア!って言ってきたら、どんなシチュエーションのクリアなのか、どういう風に羽を出して欲しいのかを
具体的に聞いていきます。そうすることで子供達も自分がどういう練習がしたいのかを考え意識するようになりました。
クリアで、ラウンド側が弱いからフォア前でヘアピンしてラウンド奥に追い込むように出して欲しいとか、
始めの頃は、クリア!が飛ぶようになりたい!とか抽象的な感じが多かったですが、最近では色んなシチュエーションのノックを要求してきますw
これをやり始めて、めきめきと上手くなる子が出てきましたし、効果は出てきました。
昔、試合に出たときに対戦相手が大学生でした。
基礎打ちをしてたのを見ると、まじで強い。えっこんな強い子いんの?見たいな感じ。
負けたなーと思って試合してみると・・・・攻め方もワンパターンだし、ここにきたらこう!みたいな決め付けてる感じのプレーでした。
普段の練習から、パターン決めてのノックとかばかりやってて応用力が無い。
まさに考えたプレーではなく、機械的なプレー。ここにきたらこれを打って、ここに返ってくるからこう攻める・・・。みたいな。
そのパターンにはまれば確かに強い。しかし、それを崩されると何も出来ない。
普段から考えてやっていればそんなことはないはず。
自分はこういう子を、「基礎打ちのプロ」と名づけました。
その試合以来、自分も考える事の大事さにきづき今に至ります。
普段から考えて練習していれば、試合中でも色々と考える事ができる。
ラリーをしてても、こいつラウンド弱いなぁ・・。とか、ここに返すの多いなぁ。とか
普段からやっていればこういうことも考える事ができる。
是非皆さんも、普段の練習から色々と考えてやってみて下さい。
もちろん、基礎打ちも同じですよ?
体を温めるためにやるのではなく、少しコースをずらして打ってみたり打った後必ず真ん中に戻ってみたり、
高さを変えて打ってみたり。基礎うちの中でも考えれることは一杯あります。
考える事で見えてくる課題もあるので、是非練習で意識してみて下さい。