お問合せを頂いたので少し書きたいなと思い書いてみることにしました。
私もジュニアを指導しており気になったので質問してみました。
お問合せありがとうございます。
自分がジュニアを指導するに当たって気をつけている点は大きく分けて3つあります。
と言ってもそこまで変わったことではなく当たり前のことだと思いますが・・・・。
目次
ジュニア指導で気をつけている事
その① 全て教えるのではなく、なるべく子供達に考えさせる
まずは、どんな事でも子供達に考えさせるようにしています。
ただ言われたことをやるではなく、この練習の意味や何を意識しないといけないのか等を子供達に缶がさえています。
もちろん考えても分からない場合はヒントを出して答えにたどり着けるようにフォローはしますが、答えを教えるのはしないようにしています。
基本的には質問形式で答えまで自分で出せるようにしてあげます。
簡単に言えば、
例:スマッシュが右にそれちゃう!って子がいたとします。
あなたならなんて言います?
昔の自分なら、「面が切れてるよ!握りを治してしっかり面を作って」
見たいな感じで答えを全部言ってました。
今なら、
こんな感じで、とても回りくどいやり方ですが自分で考えさせて答えを見つけられるように工夫してやっています。まぁこんな簡単にいかないですけど笑
他人の口から言われるよりも質問形式でも自分で導き出した方が理解し易いですよね。
言われたことをやっているだけの子に比べ、自分で答えを導き出している子は、対処法を自分で考えれるので試合中に崩れにくい気がします。
その② 自主性を大事に!やらされているではなく自分でやる
上と似たことですが、ジュニアクラブは部活ではないのでやりたくなければやらなきゃ良いと自分は思っています。
いやいや練習したって上手くならないし、お金もかかるし。
なので自主性を大事にしています。
例えば練習メニューもある程度は決まったメニューをこなしますが、少し時間が余ったときは自分たちでやりたいことを考えさせてやらせています。
今自分に必要な事は何なのかを考えて貰い練習をして欲しいからです。
例をあげると、ノックの時間で自分がどういったノックがしたいのかを具体的に決めさせてノッカーに伝えてノックをしたりしています。
やらされるより自分で考えてやったほうが楽しいですしね。
その③ アドバイスをする時は、ポジティブな気持ちになるように!
これについては、最近他の方のブログを読ませていただいてハッと気づかされたことなんですけど、
そのブログがこちら↓↓
このブログと出会えたことに感謝したいくらいです。
試合や練習でアドバイスするときって、悪い所を言ってから、そこを訂正しろ!みたいな感じになりますよね。
例えばバックアウトが多い子に対してのアドバイス
「バックアウト多いぞ!もっと調整しろ!」
とか言ったことありません?自分はありますw
こんな感じで言っちゃうと選手ってちょっと萎縮しちゃうんじゃないかなぁと最近思うようになりました。
そのことに意識が行き過ぎてミスが余計に増えちゃう。。。
なので最近では、
「クリアしっかり奥まで飛んでるよ!凄いじゃん!でももう少し高く打てるともっといいよ!」
見たいな感じでアドバイスするようにしています。
文面で見ると簡単に思えるんですけど、実際の場面だとついつい上から目線で言っちゃうんですよね。
ネガティブにならないように常にポジティブになるように!
を心がけています。
実際にこの前のジュニアの初試合でもこういう感じでアドバイスをすると、子供達は悲観的にならずにしっかりと高く打つように心がけてしっかり奥まで打っていました。
ちょっとした違いですが、捉える側にとってはかなり大きな違いになると思います。
皆さんもアドバイスする際は気をつけてみては?
自分が気をつけている事ではないんですが、ジュニアの子に必ず言うことがあって
「感謝の気持ちを忘れるな」
自分たちがこうやって練習できるのは周りの人がサポートしてくれているからって言うのを常に言っています。
練習するのにはお金もかかるし、皆の為に周りの人が時間を削って練習に付き合っている事。
とにかく自分ひとりでは出来ないんだからしっかりと感謝しなさいと。
そして、感謝するだけでは意味がない、感謝の言葉をきちんと親御さんには伝えること。
このことだけは耳にタコが出来るくらい言っています。
何事も感謝が大事。人間的にも大きく成長して欲しいなぁと思います。